スタッフプロフィール

監督・脚本:奥村盛人(おくむら・もりと)

奥村盛人(おくむら・もりと)

1978年4月、岡山県岡山市出身。高知大学を卒業後、2001年から高知県の地方紙「高知新聞社」で社会部を中心に8年間記者生活を送る。若手記者時代の2004年に高知県西部の支社勤務となり、本作の舞台となる黒潮町の取材も担当、本作「月の下まで」の着想を得る。県警担当だった2009年春に高知新聞社を退社。同年上京し、映画美学校フィクションコースにて1年間、映画制作の基礎を学ぶ。在学中に16ミリフィルムの修了制作で助監督を務めたほか、35ミリフィルムの成人映画の現場にも参加。2010年夏から同校の知己らとともに「月の下まで」の制作に取りかかる。長編・短編を含め、本作が本格的な映画制作としては初監督作品である。

撮影:伊藤学(いとう・いたる)

伊藤学(いとう・いたる)東京都出身。劇映画「百年の絶唱」(98年、井土紀州監督/照明)が東京国際映画祭出品、「ダム・ガール」(03年、児玉和人監督/撮影、照明)PFF入選、「モリムラ」(04年、村山圭吾監督/撮影)が角川国際ミステリー映画祭グランプリを受賞。2006年に日本映画撮影監督協会(JSC)のメンバーとなる。井土紀州監督や本作の奥村監督をはじめ、担当した映画作品のほとんどが新人監督のデビュー作となるなど、若い才能を技術面から支える活動を行う他、本作「月の下まで」についてのコラムを、雑誌「映画撮影」190号に発表している。主な作品として、ドキュメント映画「レフト・アローン1、2」(05年、井土紀州監督/撮影、照明、スチール)、劇映画「行旅死亡人」(09年、井土紀州監督/撮影、照明:モントリオール世界映画祭、日本アカデミー賞出品作)などがある。近作に「アウト・フォーカス」(12年、野崎芳史監督/撮影監督)、「UNBRIHGHT」(倉元雷太監督、公開準備中)など。

照明:玉川直人(たまがわ・なおと)

1977年7月、東京都出身。映画美学校修了後、2007年より照明助手として活動を始める。主な技師作品として、劇映画「スリー☆ポイント」(10年、山本政志監督)、劇映画「making of LOVE」(10年、古澤健監督)、劇映画「へんげ」(11年、大畑創監督)等がある。

整音・録音協力:新垣一平(しんがき・いっぺい)

新垣一平(しんがき・いっぺい)1979年、大阪府出身。主な録音・整音作品に「ジャーマン+雨」(07年、横浜聡子監督)、「シャーリーの好色人生」(08年、佐藤央監督)、「歓待」(10年、深田晃司監督)など。「Playback」(12年、三宅唱監督)では整音のほかに、助監督もつとめた。自身が監督した劇場公開短編作に「たぶん悪魔が夜来る」(09年)がある。

主題歌:矢野絢子(やの・じゅんこ)

矢野絢子(やの・じゅんこ)

1979年、高知県出身。1997年からライブ活動をはじめ、1999年に「ライブハウス歌小屋の2階」をミュージシャン仲間とともに立ち上げる。2003年「第1回軽井沢ラヴソングアウォード」でグランプリを獲得し、2004年にメジャーデビュー。2004年度ゴールドディスク新人賞受賞。映画「月の下まで」主題歌の「唄の舟」は7thアルバム「いちばん小さな海」におさめられている。現在も高知に住みながら全国各地でライヴ活動を続けるとともに、ソロと並行して「矢野絢子のハンピレイ」としても活動中。2013年6月5日には9thフルアルバム「Blue」と、矢野絢子のハンピレイ2ndアルバム「second step」が同時リリースされる。

音楽:蓬家本舗(よもぎや・ほんぽ)

蓬家本舗(よもぎやほんぽ)

愛知県出身。大学在学中より様々な楽器を演奏するようになり、中退後より音楽制作を開始、90年代前半から公共広告機構や大手通信事業者などのCM音楽を多数手がけている他、国内外タレント・アーティストの楽曲制作実績も多い。最近では新素材で構成される管楽器開発事業にも参画し、世界中の子供達へ管楽器を通じて夢を届ける事をライフワークとしている。妻子、愛犬と共に現在は横浜市在住。

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